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「就労移行支援を使いたいけど、何から始めればいいの?」
利用を決めてから実際に通い始めるまで、いくつかの手続きが必要です。
「思ったより時間がかかった」「書類が足りなくて二度手間になった」——そんな失敗をしないために、申請から通所開始までの流れを完全解説します。
全体の流れ|通所開始まで約1.5〜3ヶ月
まず、全体像を把握してください。
利用を決断してから実際に通所を開始するまで、一般的に1.5〜3ヶ月程度かかります。
【ステップ1】相談・問い合わせ(1〜2週間)
↓
【ステップ2】見学・体験利用(1〜2週間)
↓
【ステップ3】受給者証の申請(2〜4週間)
↓
【ステップ4】暫定利用期間(1〜2ヶ月)
↓
【ステップ5】正式利用開始
「意外と時間がかかる」と思った方、正解です。
だからこそ、早めに動き始めることが大切。順番に見ていきましょう。
ステップ1:相談・問い合わせ(1〜2週間)
最初のアクションは、事業所への問い合わせです。
問い合わせの3つの方法
| 方法 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| 電話 | その場で見学日を予約できる(5〜15分) | すぐに話を進めたい人 |
| メール | 自分のペースで整理して送れる(返信は数日後) | 電話が苦手な人 |
| 公式LINE・Web予約 | 24時間対応、候補日から選べる | 手軽に済ませたい人 |
どの方法でも大丈夫。自分がやりやすい方法を選んでください。
初回で伝えるべき情報
スムーズに進めるために、以下を伝えましょう。
- 氏名と連絡先
- 希望する見学日時(複数候補があると調整しやすい)
- 簡潔な現状(例:「発達障がいがあり、事務職での就職を目指しています」)
この段階では、まだ何も決まっていなくて大丈夫。「話を聞いてみたい」だけでOKです。
ステップ2:見学・体験利用(1〜2週間)
問い合わせ後、見学の日程を決めて事業所に行きます。
ここが事業所選びで最も重要な段階です。
見学当日の流れ(約1〜1.5時間)
| 段階 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| ①受付 | 5分 | 予約時間の5〜10分前に到着。「見学予約した○○です」と伝える |
| ②ヒアリング | 10〜15分 | 現在の状況や就職希望について、スタッフが聞き取り |
| ③事業所説明 | 15分 | 1日のスケジュール、訓練内容、サポート体制の説明 |
| ④施設見学 | 10分 | 訓練スペースや休憩室を見学。利用者の雰囲気を確認 |
| ⑤質疑応答 | 15〜20分 | 気になることを質問。簡単な面談も |
服装は普段着でOK。スーツを着ていく必要はありません。
体験利用のすすめ
見学後、多くの事業所で**1日〜数日間の「体験利用」**を勧められます。
体験利用でわかること
- 実際の訓練内容が自分に合っているか
- スタッフや他の利用者との相性
- 「毎日通えそうか」という感覚
重要:この段階ではまだ受給者証は不要です。
見学・体験は「下見」の位置づけ。複数の事業所を見学してから決断することをおすすめします。
ステップ3:受給者証の申請(2〜4週間)
事業所を決めたら、市区町村の**「障害福祉課」**で受給者証の申請を行います。
ここが一番手間がかかるステップです。書類の準備を早めに始めてください。
必要な書類一覧
| 書類 | 説明 | 入手先 |
|---|---|---|
| 申請書 | 利用申請のための書類 | 市区町村の窓口、または事業所からもらえることも |
| 本人確認書類 | マイナンバーカード、障害者手帳、運転免許証など | 手持ちのもの |
| 医師の診断書・意見書 | 手帳がない場合は必須 | 主治医に依頼(費用:1,000〜3,000円程度) |
| マイナンバー確認書類 | マイナンバーカードまたは通知カード | 手持ちのもの |
| サービス等利用計画案 | 支援計画の案 | 事業所が作成をサポートしてくれることが多い |
| 収入がわかる書類 | 給与明細、課税証明書など(自治体による) | 手持ちのもの、または市区町村で取得 |
つまずきポイント:医師の診断書
診断書の作成には1〜2週間かかることがあります。見学と並行して、主治医に依頼しておくと時間を無駄にしません。
申請の流れ
①市区町村の障害福祉課に相談・申請
↓
②書類を提出
↓
③自治体による調査(ヒアリング、場合によっては家庭訪問)
↓
④障害支援区分の認定
↓
⑤暫定支給決定(暫定受給者証の発行)
↓
⑥本支給決定・受給者証の交付(申請から約1〜1.5ヶ月後)
ポイント:「暫定受給者証」が出れば通所開始できる
正式な受給者証が届く前に、「暫定受給者証」が発行されます。これが届けば、事業所での訓練を開始できます。
ステップ4:暫定利用期間(1〜2ヶ月)
暫定受給者証が発行されたら、事業所での訓練がスタートします。
暫定利用期間中にやること
- 個別支援計画の作成:事業所があなたの希望と目標に基づいた計画を立てます
- 自分の特性・課題の把握:実際の訓練を通じて、得意・苦手を深掘り
- 事業所との相性確認:「ここで続けられそうか」を最終判断
重要:暫定利用期間も「2年間」に含まれます
就労移行支援の利用期間は原則2年間。暫定利用期間もこの2年間にカウントされるので、無駄にはなりません。
ステップ5:正式利用開始
受給者証が届いたら、事業所と**「利用契約」**を結びます。
契約時に必要な書類
- 就労移行支援サービス利用申込書
- 重要事項説明に関する同意書
- 受給者証
契約後、本格的に原則2年間の訓練がスタートします。
期間の目安|スケジュール例
「実際にどれくらいかかるの?」という方のために、具体的なスケジュール例をお見せします。
【例】4月から通所開始したい場合
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1月下旬 | 事業所に問い合わせ、見学予約 |
| 2月上旬 | 見学(2〜3ヶ所)、体験利用 |
| 2月中旬 | 事業所を決定、主治医に診断書を依頼 |
| 2月下旬 | 市区町村の窓口で受給者証を申請 |
| 3月中旬 | 暫定受給者証が届く |
| 3月下旬 | 暫定利用開始 |
| 4月〜 | 正式利用開始 |
逆算すると、通所開始の2〜3ヶ月前には動き始める必要があります。
つまずきやすいポイント|事前に知っておこう
申請〜通所開始で、多くの人がつまずくポイントをまとめました。
① 診断書の取得に時間がかかる
主治医に診断書を依頼してから、完成まで1〜2週間かかることがあります。
対策:見学と並行して、早めに主治医に相談しておく。
② 必要書類が自治体によって違う
市区町村によって、求められる書類が微妙に異なります。
対策:最初に窓口で「必要な書類リスト」をもらう。または電話で事前確認。
③ 窓口が混んでいて予約が取れない
障害福祉課の相談予約が、数週間先まで埋まっていることがあります。
対策:事業所を決める前でも、先に窓口に相談しておく。「就労移行支援を検討中」と伝えれば、必要な手続きを教えてもらえます。
④ 「すぐに通いたい」のに時間がかかる
「来週から通いたい」と思っても、手続き上1.5〜3ヶ月かかります。
対策:「通いたい」と思った時点で、すぐに動き始める。待っている間に状況が変わることもあります。
2026年の新情報:就労選択支援との関係
2025年10月に新設された**「就労選択支援」**について、知っておいてください。
就労選択支援とは?
就労移行支援を利用する**「前段階」**として位置づけられた新しい制度です。
専門機関が「あなたに合う働き方(一般就労/A型/B型)」を評価してくれます。
いつ提案されるか?
相談〜見学の段階で、「就労選択支援の利用も検討しませんか?」と提案されることがあります。
利用した場合の期間
就労選択支援を利用する場合、通所開始までの期間がさらに1〜2週間延長される可能性があります。
「自分で事業所を選ぶのが不安」という方は、活用を検討してみてください。
まとめ:利用開始までのチェックリスト
| ステップ | 期間 | やること |
|---|---|---|
| 1. 相談 | 1〜2週間 | 事業所に問い合わせ、見学予約 |
| 2. 見学・体験 | 1〜2週間 | 2〜3ヶ所を比較、体験利用 |
| 3. 申請 | 2〜4週間 | 診断書取得、市区町村で受給者証申請 |
| 4. 暫定利用 | 1〜2ヶ月 | 暫定受給者証で訓練開始 |
| 5. 正式利用 | — | 受給者証到着後、契約・本格スタート |
合計:約1.5〜3ヶ月
「通いたい」と思ったら、今日から動き始めてください。早く動いた分だけ、早く就職に近づけます。
次のステップ
- 事業所の選び方を知りたい → 選び方ガイド
- 見学の準備をしたい → 見学チェックポイント
- 費用を確認したい → 費用・補助制度
- 地域で探したい → 地域別事業所一覧
この記事を読んだら、まずは気になる事業所に問い合わせてみてください。最初の一歩が、すべての始まりです。
📌 あなたに合った就労移行支援を見つけよう
就労移行支援は事業所によって「得意分野」「雰囲気」「サポート内容」が大きく異なります。自分に合った事業所を選ぶことが、就職成功への第一歩です。
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