※本ページはプロモーションが含まれています
「毎日通えるか不安」「正直、きつい」
就労移行支援を検討している人、または通い始めた人から、こういう声をよく聞きます。
安心してください。最初から週5日・終日通所できる人なんて、ほとんどいません。
大事なのは、「自分のペースで段階的に増やしていく」こと。今日は、通所頻度の現実的な目安と、続けるための具体的なコツをお伝えします。
通所頻度の考え方|「週5日」は最終目標
まず、大前提をお伝えします。
事業所から「週5日来てください」と強制されることはありません。
通所頻度は、あなたの体調や状況に合わせて柔軟に調整できます。最初は週1〜2日から始めて、徐々に増やしていくのが一般的です。
通所頻度の目安
| フェーズ | 通所頻度 | 期間の目安 | 目的 |
|---|---|---|---|
| 初期段階 | 週1〜2日(午前中のみ) | 1〜4週間 | 生活リズムを取り戻す。事業所に慣れる |
| 適応段階 | 週2〜3日(午前中メイン) | 1〜3ヶ月 | 毎日通う体力や習慣をゆっくり築く |
| 拡大段階 | 週4〜5日(終日通所) | 3ヶ月〜1年以上 | 訓練を本格化させ、就職に向けたスキルを磨く |
ポイント:「ステップアップ方式」で段階的に増やす
いきなり週5日を目指すと、体も心も持ちません。「今週は週2日通えた。来月は週3日を目指そう」——この積み重ねが、継続の鍵です。
段階的に増やす具体例
「段階的に増やす」と言われても、イメージがわかない方のために、具体的なスケジュール例をお見せします。
【例】4月に利用開始した場合
| 時期 | 通所頻度 | 内容 |
|---|---|---|
| 4月(1ヶ月目) | 週2日・午前のみ | まずは「行く」ことに慣れる。無理しない |
| 5月(2ヶ月目) | 週3日・午前のみ | 少しずつ日数を増やす |
| 6月(3ヶ月目) | 週3日・終日 | 午後まで滞在できるように |
| 7〜9月(4〜6ヶ月目) | 週4日・終日 | 訓練プログラムを本格的に受ける |
| 10月以降 | 週5日・終日 | 就職活動を本格化 |
半年かけて週5日に到達するイメージです。
もちろん、これより早い人もいれば、もっとゆっくりの人もいます。自分のペースでいいんです。
「きつい」「しんどい」ときの相談方法
通所を続けていると、必ず「きつい」と感じる日が来ます。
そんな時、一人で抱え込まないでください。
よくある「きつい」理由と対策
| 理由 | 実際の状況 | 対策 |
|---|---|---|
| 体調の波 | 精神障がいや難病で、毎日の調子が安定しない | 「体調が良い日だけ来てOK」と事前に相談。体調チェックシートをスタッフと共有 |
| 対人関係ストレス | 利用者同士やスタッフとの関係性が苦手 | 早めに相談。席の位置変更やグループ変更で対応可能 |
| 朝起きられない | 生活リズムが崩れたまま、毎朝が地獄 | 就寝・起床時間を固定。寝る1時間前にスマホを手放す |
| 移動の疲労 | 事業所までの移動だけで疲れ切ってしまう | 在宅訓練(オンライン)の併用を相談。週2日通所+週3日在宅などのハイブリッド形式 |
| 金銭面の不安 | 交通費や昼食代が地味に負担 | 自治体の交通費助成、事業所の食事補助を確認。経済的な不安は相談員に早期相談 |
相談のタイミング
「困ってから相談」では遅いです。
- 「なんとなくしんどい」と感じた時点で相談
- 週1回以上の個別面談を活用
- 小さなことでも言葉にしてみる
問題が大きくなる前に対策を打つことが、継続の秘訣です。
相談の仕方(例文)
何を言えばいいかわからない方のために、例文を用意しました。
体調の波がある場合 「最近、調子に波があって、毎日通えるか不安です。週2日から始めて、様子を見ながら増やすことはできますか?」
朝が苦手な場合 「朝がとても苦手で、午前中の通所が厳しいです。午後から来ることは可能ですか?」
人間関係が苦手な場合 「正直、人と話すのがしんどくて、グループワークが辛いです。個別の訓練に変えてもらうことはできますか?」
移動が辛い場合 「通所の移動だけで疲れてしまいます。在宅訓練と組み合わせることはできますか?」
こういう相談、スタッフは慣れています。遠慮しないでください。
続けるための5つの工夫
「きつい」を乗り越えて通所を続けるための、具体的な工夫を5つ紹介します。
工夫①:健康管理を「見える化」する
毎朝、以下の4項目をチェックシートに記入します。
- その日の体調(良い・普通・悪い)
- 服薬状況(薬は飲んだか)
- 睡眠時間(昨夜は何時間寝たか)
- 食事状況(朝食を食べたか)
スタッフと毎朝共有することで、「自分の体調パターン」が見える化されます。
「水曜日はいつも調子が悪い」「睡眠が5時間以下だと翌日きつい」——こういう傾向がわかると、休むべき日と頑張るべき日の判断がしやすくなります。
工夫②:主治医との連携を密にする
就労移行支援を利用していることを、必ず主治医に伝えてください。
- 「就労移行支援を利用しています」と報告
- 環境変化で症状が出たら、早めに診察を受ける
- 薬の調整が必要な場合は、迷わず相談
「通所」という環境変化は、思っている以上に体に負担がかかります。主治医と連携しておくことで、体調を崩しても早めに対処できます。
工夫③:生活習慣の「3本柱」を整える
通所を続けるための基盤は、食事・睡眠・運動の3つです。
① 食事 朝食を毎日食べる。これだけで体内時計がリセットされます。
② 睡眠 就寝時間と起床時間を固定。寝る1時間前はスマホを見ない。朝日を浴びて体内時計を整える。
③ 運動 軽いウォーキングや自転車など、無理のない範囲で毎日体を動かす。
「そんなの当たり前」と思うかもしれませんが、この「当たり前」ができていない人が、通所で苦しみます。
工夫④:「在宅訓練」を上手に使う
2026年現在、多くの事業所で在宅訓練(オンライン)に対応しています。
おすすめのハイブリッド形式
- 週2日:通所
- 週3日:在宅訓練
「移動で疲れる」「毎日外出するのがきつい」という方は、在宅訓練を組み合わせることで、無理なく継続できます。
見学時に「在宅訓練はどの程度認められますか?」と確認しておきましょう。
工夫⑤:「完璧」を目指さない
最後に、一番大事なことをお伝えします。
「週5日通えなかった」と落ち込まないでください。
週3日通えたら、それは成功です。先週より1日多く通えたら、それも成功です。
「完璧に通う」ことが目標ではありません。「働ける自分になる」ことが目標です。
そのプロセスで、休む日があっても、しんどい日があっても、全然問題ありません。
「続けられない」のはあなたのせいじゃない
最後に、知っておいてほしいことがあります。
厚生労働省のデータによると、就労移行支援の利用者充足率(定員に対する実利用者の割合)は低下傾向にあります。つまり、「続けられない利用者」は、あなただけではないのです。
その背景には、利用者ニーズの多様化があります。事業所側も、「みんな同じペースで」ではなく、個別対応を増やす方向に動いています。
だから、遠慮しないでください。
「週2日から始めたい」「午後から通いたい」「在宅と組み合わせたい」
そういう相談は、事業所にとっても想定内。自分に合わせたカスタマイズを、積極的に相談してください。
まとめ:通所を続けるためのチェックリスト
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 頻度の考え方 | 最初は週1〜2日から。段階的に増やす |
| きつい時の対処 | 一人で抱え込まず、早めにスタッフに相談 |
| 健康管理 | 体調チェックシートで「見える化」 |
| 主治医との連携 | 利用していることを報告、変化があれば早めに受診 |
| 生活習慣 | 食事・睡眠・運動の3本柱を整える |
| 在宅訓練の活用 | 通所と在宅を組み合わせてハイブリッドで |
| 完璧を目指さない | 休む日があっても大丈夫。自分のペースで |
次のステップ
- 見学の準備をしたい → 見学チェックポイント
- 事業所の選び方を知りたい → 選び方ガイド
- 費用を確認したい → 費用・補助制度
- 地域で探したい → 地域別事業所一覧
「きつい」と感じるのは、頑張っている証拠。自分を責めないでください。
📌 あなたに合った就労移行支援を見つけよう
就労移行支援は事業所によって「得意分野」「雰囲気」「サポート内容」が大きく異なります。自分に合った事業所を選ぶことが、就職成功への第一歩です。
まずは気になる事業所に無料見学を申し込んでみましょう。見学だけなら費用は一切かかりません。
