見学の質問テンプレ30選見学で聞くべき質問30選|就労移行支援のギモン、全部答えます【保存版】

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「見学に行っても、何を聞けばいいかわからない」

そんな声をよく聞きます。

でも、見学は「聞きたいことを聞く場」です。遠慮する必要はありません。

このページでは、就労移行支援の利用を検討している人が実際によく抱く疑問30個を、Q&A形式でまとめました。

見学前に読んでおけば、当日「あれ聞けばよかった」という後悔がなくなります。ブックマーク推奨です。


利用条件・対象に関する疑問(7問)


Q1. 障害者手帳を持っていなくても、就労移行支援を利用できますか?

A. はい、利用できます。

手帳がなくても、以下のいずれかがあれば申請可能です。

  • 医師の診断書・意見書(「就労移行支援の利用が必要」と記載)
  • 自立支援医療受給者証
  • 指定難病の診断

「手帳がないから無理」と諦めている人が多いですが、実際は手帳なしで通っている人もたくさんいます。まずは市区町村の障害福祉窓口に相談してください。


Q2. 発達障がいの「グレーゾーン」ですが、見学や利用の対象になりますか?

A. 対象になる可能性が高いです。

「グレーゾーン」でも、医師が「就労に困難がある」と判断すれば、診断書をもとに申請できます。

見学自体は誰でも可能なので、まずは見学に行って、自分が対象になるかをスタッフに直接確認してみてください。


Q3. うつ病や適応障がいで休職中でも、利用して大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。むしろ多いケースです。

休職中の方が、復職準備や転職活動のために就労移行支援を利用するケースは珍しくありません。

ただし、主治医の許可が必要です。「就労移行支援を利用したい」と主治医に相談し、意見書を書いてもらってください。


Q4. 難病がありますが、就労移行支援の対象になる病気かどうかはどこで分かりますか?

A. 指定難病(366疾患)が対象です。

厚生労働省のウェブサイトで「指定難病一覧」を確認できます。該当する場合は、診断書があれば申請可能です。

わからない場合は、市区町村の障害福祉窓口で「自分の病名が対象になるか」を聞いてみてください。


Q5. 何歳から何歳まで利用できますか?40代・50代でも遅くありませんか?

A. 原則18歳〜65歳未満が対象。40代・50代でもまったく遅くありません。

実際、40代・50代で利用を開始し、就職を実現している方は多くいます。

事業所によって利用者の年齢層は異なるので、見学時に「40代以上の利用者はどれくらいいますか?」と聞いてみてください


Q6. いまアルバイトをしていますが、仕事を続けながら通うことはできますか?

A. 原則、就労中の方は利用できません。

就労移行支援は「就職を目指す訓練」を行う場所なので、すでに働いている方は対象外となります。

ただし、週20時間未満の短時間アルバイトなら認められるケースもあります。自治体によって判断が異なるので、窓口に相談してください。


Q7. すでに退職してブランクが長いのですが、それでも就職までサポートしてもらえますか?

A. もちろんサポートしてもらえます。

ブランクが長い方こそ、就労移行支援を活用する意味があります。生活リズムを整え、スキルを身につけ、段階的に就職を目指せます。

「ブランクが長いから不利」ではなく、「ブランクがあるからこそ、ここで準備する」と考えてください。


費用・お金に関する疑問(6問)


Q8. 利用料金は本当に0円になることが多いと聞きましたが、どういう条件なら無料になりますか?

A. 住民税が非課税なら、0円です。

就労移行支援の利用料は「世帯所得」で決まります。

区分条件月額上限
生活保護生活保護受給中0円
低所得住民税非課税(年収約300万円以下)0円
一般1住民税課税(年収約600万円以下)9,300円
一般2年収約600万円以上37,200円

働いていない状態で住民税を払っている人は少ないため、約9割の利用者が無料で通っています。


Q9. 実家暮らしで親が働いていますが、親の収入は料金に影響しますか?

A. 影響しません。

就労移行支援における「世帯」とは、「本人+配偶者」のみ。親の収入は合算されません。

つまり、未婚で本人に収入がなければ、親の年収が1,000万円でも自己負担は0円になります。

これ、本当に知らない人が多い。諦める前に、窓口で確認してください。


Q10. 交通費や昼食代は自己負担ですか?何か補助制度はありますか?

A. 補助制度があります。

交通費

  • 自治体によっては、通所交通費の全額または一部を助成
  • 事業所独自の補助(月1万円まで支給など)があるところも

昼食代

  • 無料で提供している事業所
  • 1食100〜200円程度で提供している事業所
  • 補助なしの事業所

見学時に「交通費・昼食の補助はありますか?」と必ず確認してください。


Q11. 通所中に給料や手当のようなお金をもらえる制度はありますか?

A. 就労移行支援自体には「給料」はありません。

就労移行支援は「訓練」の場なので、働いた対価としての給料は発生しません。

ただし、条件を満たせば以下の制度を併用できる場合があります。

  • 職業訓練受講給付金(月10万円)
  • 障害年金
  • 生活保護

詳しくはハローワークや市区町村の窓口で確認してください。


Q12. 失業保険や職業訓練受講給付金と同時に利用することはできますか?

A. 条件によっては可能です。

失業保険(雇用保険の基本手当) 就労移行支援を利用しながら受給できるケースがあります。ハローワークに「就労移行支援を利用しながら求職活動を行う」と申告してください。

職業訓練受講給付金 雇用保険を受給できない方が対象。月10万円を受け取りながら通所できる可能性があります。

いずれも個別の状況によるので、ハローワークで「自分は対象になるか」を確認してください。


Q13. 障害年金を受給していますが、就労移行支援を使うと年金に影響はありますか?

A. 影響しません。

就労移行支援を利用しているからといって、障害年金が停止されることはありません。

「働く準備をしている」段階では、年金の受給要件には影響しないと考えて大丈夫です。


通所ペース・体調面の不安(4問)


Q14. 体調に波があって毎日通える自信がありません。週2〜3日から始めることはできますか?

A. できます。多くの事業所で柔軟に対応しています。

最初は週2〜3日から始めて、徐々にペースを上げていく方は珍しくありません。

見学時に「最初は週2日から始めたいのですが、可能ですか?」と聞いてみてください。


Q15. 朝がとても苦手なのですが、午後から通所することは可能ですか?

A. 事業所によっては可能です。

午前・午後の2部制を採用している事業所や、柔軟に通所時間を調整できるところもあります。

ただし、最終的には「働く」ことを目指すので、徐々に朝型の生活リズムに整えていくことが求められます。


Q16. 在宅(オンライン)での訓練はどこまで認めてもらえますか?

A. 事業所・自治体によって異なります。

2026年現在、多くの事業所で在宅訓練に対応していますが、「週〇日は通所が必要」などのルールがある場合も

見学時に「在宅訓練はどの程度認められますか?」と具体的に確認してください。


Q17. 休みが続いてしまった場合、利用停止や契約解除になってしまいますか?

A. すぐに解除されることはありません。

体調を崩して休みが続いても、事業所側がいきなり契約を切ることはありません

ただし、長期間まったく通所できない状態が続くと、一度利用を中断して体調回復に専念することを勧められる場合はあります。休みがちになった時のフォロー体制を、見学時に確認しておくと安心です。


プログラム内容・サポートに関する疑問(6問)


Q18. パソコンがほとんど使えません。基礎から教えてもらえますか?

A. 教えてもらえます。

多くの事業所で、電源の入れ方からタイピング、Word・Excelの基本操作まで、初心者向けのカリキュラムを用意しています。

「パソコン初心者ですが大丈夫ですか?」と見学時に聞けば、どこまで対応してもらえるかわかります。


Q19. IT系やWebデザインなど、専門的なスキルもここで学べますか?

A. 事業所によります。

IT・Web系に特化した事業所(atGPジョブトレなど)では、プログラミングやWebデザインを学べます。

一般型の事業所では、基本的なPCスキルが中心になることが多いです。専門スキルを学びたいなら、特化型の事業所を選んでください


Q20. 就職活動の書類作成(履歴書・職務経歴書)はどこまでサポートしてもらえますか?

A. かなり手厚くサポートしてもらえます。

ほとんどの事業所で、履歴書・職務経歴書の書き方指導、添削、場合によっては一緒に作成するところまでサポートしています。

「書類作成が苦手」という方は、見学時に「どこまでサポートしてもらえますか?」と具体的に聞いてみてください。


Q21. 面接がとても苦手ですが、練習やロールプレイングはしてくれますか?

A. してくれます。

面接練習(模擬面接)は、ほとんどの事業所で実施しています。スタッフが面接官役をして、本番さながらの練習ができます。

何度でも練習できるので、面接が苦手な人ほど就労移行支援を活用する価値があります。


Q22. 自分に合った仕事や働き方が分からない場合、そこから一緒に考えてもらえますか?

A. もちろん考えてもらえます。

「何がしたいかわからない」という状態から始める人は多いです。

適性検査、職業体験、個別面談などを通じて、スタッフと一緒に「自分に合う仕事」を探っていくことができます


Q23. 利用者一人ひとりに担当のスタッフ(担当制)はつきますか?

A. 多くの事業所で担当制を採用しています。

ただし、事業所によって「完全担当制」「チーム制」など形態は異なります。

担当制かどうか、スタッフ一人あたり何人を担当しているか、見学時に確認しておくと安心です。


人間関係・雰囲気に関する疑問(4問)


Q24. 他の利用者の年齢層や雰囲気はどんな感じですか?自分と合うか心配です。

A. 事業所によって大きく異なります。

20代中心のところもあれば、30〜40代が多いところもあります。

「利用者の年齢層や男女比を教えてください」と見学時に聞いてください。 自分と近い属性の人がいると、馴染みやすいです。


Q25. コミュニケーションが苦手で、人と話すのがしんどいのですが大丈夫でしょうか?

A. 大丈夫です。そういう方のための場所です。

コミュニケーションが苦手な方は多いですし、それを克服するためのプログラム(SST:ソーシャルスキルトレーニングなど)を用意している事業所もあります。

「人と話すのが苦手」という前提で支援してもらえるので、安心してください。


Q26. 事業所内でトラブルが起きたとき、スタッフはどのように対応してくれますか?

A. この質問を見学時に聞いてみてください。

回答の仕方で、その事業所の誠実さがわかります。

具体的な対応フロー(個別面談で話を聞く、当事者同士を離す、必要に応じて外部機関に相談するなど)を説明してくれる事業所は信頼できます。


Q27. 家族(親や配偶者)が一緒に見学や面談に参加することはできますか?

A. できます。むしろ歓迎されることが多いです。

家族が同席することで、本人が説明しにくい部分を補ってもらえたり、家族の理解を得やすくなります。

「家族も一緒に見学できますか?」と問い合わせ時に伝えてください。


就職・将来に関する疑問(3問)


Q28. ここを利用した人は、実際にどんな仕事・業種に就職していますか?

A. 事務職が最も多く、次いで軽作業、IT関連、サービス業などです。

ただし、事業所によって得意な職種は異なります。

「自分が希望する職種(例:事務職)への就職実績はありますか?」と具体的に聞いてください。


Q29. 一般就労ではなく在宅ワークや短時間勤務を希望してもサポートしてもらえますか?

A. サポートしてもらえます。

在宅ワークや短時間勤務(週20時間未満など)を希望する方も増えており、そうした働き方に対応した求人を紹介してくれる事業所もあります。

「在宅ワークや短時間勤務の求人も紹介してもらえますか?」と確認してください。


Q30. 就職したあと、職場でつまずいたときにどのくらいの期間・頻度でフォローしてもらえますか?

A. 最長3年間、定着支援を受けられます。

就職後も、スタッフが職場を訪問したり、定期的に面談を行ったりして、働き続けるためのサポートをしてくれます。

頻度は事業所によって異なるので、「就職後の定着支援は、どのくらいの頻度で行っていますか?」と見学時に確認してください。


この記事の使い方

見学前 気になる質問をピックアップして、自分の「聞きたいことリスト」を作る。

見学当日 このページをスマホで開きながら、スタッフに直接質問する。

見学後 複数の事業所の回答を比較して、自分に合う場所を見極める。


まとめ:30の質問カテゴリー一覧

カテゴリー質問数主な内容
利用条件・対象7問手帳なし、グレーゾーン、年齢、休職中など
費用・お金6問利用料、交通費、給付金、障害年金など
通所ペース・体調4問週2〜3日、午後から、在宅訓練など
プログラム・サポート6問PC初心者、専門スキル、書類・面接対策など
人間関係・雰囲気4問年齢層、コミュニケーション、家族同席など
就職・将来3問就職先、在宅ワーク、定着支援など

次のステップ


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就労移行支援は事業所によって「得意分野」「雰囲気」「サポート内容」が大きく異なります。自分に合った事業所を選ぶことが、就職成功への第一歩です。

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