大学生の発達障害と就活|卒業後に就労移行支援を使うという選択肢

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「就活がうまくいかない…発達障害かもしれない」

大学3〜4年生になってから、こんな悩みを抱える学生が増えています。

  • エントリーシートが書けない、自己PRが思い浮かばない
  • 面接で頭が真っ白になる、緊張で言葉が出てこない
  • ゼミやグループワークについていけない
  • 新卒入社しても続けられる自信がない

発達障害(ADHD・ASD)やグレーゾーンの特性がある大学生にとって、新卒一括採用は極めて戦いづらいシステムです。「みんなと同じスケジュールで、同じ方法で就活する」ことが前提だからです。

でも、就活がうまくいかないからといって「自分はダメだ」と思わないでください。新卒での一般就職以外にも、あなたが活躍できる選択肢は存在します

この記事では、大学生向けに「卒業後に就労移行支援を使う」という選択肢を解説します。筆者は現役の大学生で、同世代の視点から率直な情報をお伝えします。


就労移行支援とは?大学生にとってどんな選択肢か

就労移行支援は、障害や特性のある方が就職するためのトレーニングと就職サポートを受けられる、国が認めた福祉サービスです。最大2年間、原則無料で利用できます。

大学生が就労移行支援を使うメリット

  • 自己分析・自己理解を徹底できる(自分の特性を言語化できる)
  • 就活対策をプロと一緒にできる(面接・ES・企業研究)
  • 障害者雇用の企業とつながれる(大手企業の障害者枠も豊富)
  • 就職後3年間の定着支援がある(一般就活にはない手厚いサポート)
  • 原則無料で通える(学生時代からの家計負担なし)

利用できる条件

  • 18歳以上65歳未満(大学生・大学院生は対象年齢)
  • 就職を希望している
  • 障害者手帳、または医師の診断書・意見書がある

重要:障害者手帳がなくても、発達障害・うつ病・適応障害などの診断書があれば利用できます。詳しくは手帳なしで就労移行支援を使う方法をご覧ください。


大学卒業後の進路:3つの選択肢を比較

発達障害・グレーゾーンの大学生が卒業後に取れる進路は、主に3つあります。それぞれのメリット・デメリットを整理しました。

選択肢メリットデメリット
①新卒一般就職新卒カードが使える、同期がいる配慮を受けにくい、離職率が高い
②新卒で障害者雇用配慮を受けられる、定着しやすい求人が少ない、準備不足で失敗しやすい
③就労移行支援を経由自己理解・スキル・就職支援が揃う卒業後1〜2年のブランクがつく

「卒業後のブランクは不利?」という不安への答え

大学生が就労移行支援を検討するとき、最大の不安は「1〜2年のブランクが不利にならないか」でしょう。

結論を言うと、障害者雇用の就職活動では、就労移行支援の通所期間はブランクではなく「就職準備期間」として評価されます。むしろ、自分の特性を理解してスキルを磨いている人は、企業側から歓迎されます。

「いきなり新卒で一般就職して、配慮を受けられずに数ヶ月で退職」よりも、「じっくり準備して長く働ける会社に就職」の方が、長期的なキャリアとしてはプラスです。

大学在学中に見学・相談だけ始めるのもアリ

就労移行支援の利用開始は卒業後からですが、在学中から見学・相談に行くことは可能です。

卒業直前に慌てて動くより、大学3〜4年の段階で事業所を複数見学しておき、自分に合うところを決めておくと、卒業後すぐスムーズに通所開始できます。受給者証の申請も早めに進められます。


大学生・新卒におすすめの事業所タイプ

全国3,300以上ある就労移行支援事業所の中で、大学生・新卒に特におすすめなのは以下の2タイプです。

① 大手・総合型:就職実績の豊富さで選ぶ

全国展開している大手は、大手企業の障害者雇用枠とのパイプが豊富。事務職・総合職の求人に強く、「大学卒業レベルの知識を活かしたい」という方におすすめです。

🏢 新卒レベルの就職を目指すならミラトレ

パーソルグループ(dodaと同じ会社)運営。就職率94%・定着率96%の実績。大学生・新卒層の利用者も多く、同世代と一緒に学べる雰囲気です。

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※無料見学・体験可能

② 発達障害特化型:自己理解を深めたい方向け

ADHD・ASDに特化したカリキュラムがある事業所は、「まだ診断を受けたばかり」「自分の特性がわからない」という大学生・新卒に特におすすめです。

🎯 ADHD・ASD特性と向き合うならatGPジョブトレ

症状別コース制で、自分の特性に合わせたスキルを学べます。大学生・新卒層の利用者も多く、事務職の即戦力を碨けます。

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大学生からよくある質問

Q. 大学院進学と就労移行支援、どちらがいい?

目的によります。研究を続けたい・専門性を深めたいなら大学院、社会に出る準備を整えたいなら就労移行支援。両者を併用することも可能ですが、まずは「自分が何を解決したいか」を明確にすることが大事です。

Q. 就労移行支援に通いながらアルバイトはできる?

原則として、週20時間以上の一般雇用アルバイトは認められていません。事業所によっては短時間バイトが可能な場合もあるので、通所前に必ず事業所に相談してください。

Q. 親に内緒で通える?

受給者証の申請に「世帯所得の証明書」が必要な場合があるため、完全に内緒で進めるのは難しいことが多いです。ただし自分が非課税世帯なら所得証明も不要になります。まずは事業所に状況を相談しましょう。

Q. 就職浪人と何が違う?

就職浪人は「一人で就活を続ける」状態ですが、就労移行支援は「プロのサポート付きで就活スキルと業務スキルを磨きながら就職を目指す」プログラムです。一人で続けるより早く、確実に就職に繋がりやすい選択肢です。

Q. 奨学金の返済が始まるけど、通所中のお金は?

就労移行支援の利用料は9割の方が無料です。生活費については、傷病手当金・失業給付・障害年金など、併用できる制度が複数あります。詳しくは就労移行支援の費用と補助制度の記事をご覧ください。


まとめ:一歩踏み出す勇気が人生を変える

大学生のうちに発達障害や特性に気づけたことは、むしろラッキーです。多くの人は新卒で入社してから数年経って「合わない」と気づき、離職してから動き出します。

早めに自分の特性と向き合い、自分に合う働き方を準備できるなら、長期的に見て何倍もの差がつきます

就労移行支援の見学は無料・1〜2時間で終わります。「自分に合うかわからない」と不安なら、まず見学してスタッフと話してみることから始めましょう。何より、あなたの味方になってくれるスタッフに会えるはずです。


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この記事の情報は2026年4月時点のものです。制度や要件は自治体により異なる場合があるため、詳細はお住まいの市区町村窓口または各事業所にお問い合わせください。

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